敷金礼金バスターズ

毎年、春になると入・退社や転勤、入学・卒業といった人生の大きな節目の時期となるにつれて、不動産屋さんや引越し業者が繁盛するシーズンとなります。新たな生活の第一歩は自分好みの賃貸物件を探すという方も多いのも事実です。

特に初めての1人暮らしや、初めての賃貸物件探しにおいて楽しさ半面、人生の厳しさを知るのも賃貸物件探しです。敷金、礼金といったまとまったお金が動くこともあって、入居はスムーズにいったが退去時には様々なトラブルが起こってしまって、人生の厳しさを知ったという方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

賃貸契約というとっても分かりにくい契約を結ぶわけですから本来ならばしっかりとした知識を身につけておかなければなりませんが、殆どの人が賃貸契約に精通しているわけではありません。
人生の節目となる大事な行事である賃貸物件探しに関して正しい知識を身につけて、無用なトラブルを避けるだけでなく、大家さんとよき賃貸借関係を結ぶためにも、知っておくことはいっぱいあります。


しかし、トラブルは起こってしまうのも事実です。
トラブルが起こったといっても借主のあなたが弱い立場に追い込まれるわけではありません。
難しい賃貸契約を使って貸主側があなたに不当な負担を迫ってくるかもしれません。
特に、退去時の敷金返還においてトラブルが多発しているのが現状です。しかし、不当に請求された原状回復費用などは、一切払う必要はありません。
敷金返還する金額を一方的に大家さん又は不動産業者が決定するのってどうしても納得いかないところもあります。
これらの費用に不満をもった人も多いことでしょう。もしかしたら、あなたが契約しているところは悪徳不動産だったかもしれませんよ。

このように、敷金を始め礼金や更新料に関しては様々なトラブルを引き起こしていることを踏まえて、国土交通省もガイドラインを策定するなど、現代の社会でははっきりいってこれらの習慣は欠点だらけです。
これらの習慣を無くすことは、今まで日本の賃貸を支えてきた大家さんや不動産屋にとっても大打撃になってしまいます。しかし欠点だらけの習慣をいつまで続けるのでしょうか。

私達は思います、「敷金・礼金・更新料」といった欠点だらけの習慣はなくして、その分を家賃に上乗せさせるという制度にすれば、いま起こっているトラブルもなくなるのではないでしょうか。